バラの展示

デイヴィッド・オースティン

  

 

 会場に入って、真っ先に目指したのは勿論バラの展示。メインゲート、その名もローズ・エントランスを入ってすぐの場所にある大テント。
 朝まだ早いせいか、比較的空いているので回りやすい。しかし、今日は曇りで涼しいと期待したのもつかの間、まれに見るような好天となり、気温はぐんぐんと上昇していく。テントの中は既に相当暑く。汗がだくだくだ。この暑さと関係あるのかどうか、花に顔を近づけても、肝心の香りが殆ど感じられない。バラの香りコンテストという催しがあったので、参加費を払って挑戦してみたものの、これも殆どわからない。近くで、若い日本女性ふたりが「殆ど香らないよね」と話し合っていた。やっぱりそう思う?
 実は今回、殆どの品種について名前以外の記録がありません。
この後、オースティンのガーデンを訪問し、もう少し詳しい記録をつけているので、近いうちにそちらの報告をアップするということで大目に見て下さいな。

 また、「おかしい、この写真間違っているんじゃない?」とのご意見がありましたら、どんどんご指摘くださいませ。(ただし優しくね〜。)

 

2001年発表品種、コーヴデイル(Corvedale)、朗らかな薔薇色はコンスタンス・スプライを思わせ、花の形はラウプリッターのよう。下の写真も。 殆ど香りが感じられなかった花が多い中、強くかつ甘いティーの香りに驚かされたバターカップ(Buttercup)。澄んだ黄色が爽やか。下の写真も。

ノーブル・アントニー(Noble Antony)、赤とばかり思っていたが、実際には濃いボタン色だった。 フォルスタッフ(Falstaff)、これも赤ではなかった。濃い紫。
2001年発表品種、グレイス(Grace) 2001年発表品種、メイフラワー(Mayflower)
2001年発表品種、ベンジャミン・ブリトゥン(Benjamin Britten)、しかしカタログの写真と全然色が違う? 2000年発表品種、ジェイムズ・ガルウェイ(James Galway)、これもカタログ写真より随分薄い。花型から見て間違いないと思うのだが?
2001年発表品種、コンテス・ド・シャンパーニュ(Comtes de Champagne)、中央開きかけの淡黄の花。 これはペガサス(Pegasus)と思う。(実はちょっとアヤシイ。)バフ・ビューティ(Buff Beauty)に似た色。
2000年発表品種、ミス・アリス(Miss Alice)、Ambridge Roseと色が良く似ていると思った。 2000年発表品種、コーディリア(Cordelia)、蕾の形が面白い。アルバ的と言おうか。

モルヴァーン・ヒル(Malvern) Hills、白の小輪のランブラーローズ。 マリネット(Marinette)
ゴールデン・セレブレーション(Golden Celebration)、山吹色の大輪。 ア・シュロップシャー・ラッド(A Shropshire Lad)

2000年発表品種、クロッカス・ローズ(Crocus Rose)、淡いアプリコットで開くと殆ど白になる。 前出のコーヴデイル。

 

 

これはなんでしょう?

 私には悪い癖がある。良く知っている品種だと名前を控えるのを怠る傾向がある。後でメモと写真を整理するときに、確かな品種があれば、それを指標にしてその前後の品種を特定出来るのに、名前のない写真があると、折角の資料を混乱させてしまう。写真を撮ったら必ずメモを、と思っていても今回もまた身元不明の写真が続出した。その中の2枚がこれ。皆さんのご意見を求めます。これは「…に違いない」「…ではないか?」など、何でも言ってみてね〜。

オースティンの展示、アルバ・マクシマではないかと思うが…オースティン、オールドローズ出品してたっけ? 同じくオースティンの展示、グラームス・カッスルではないかと思うのだが…。

 

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