Act..1 本土編

(2001年5月5日再編集)

スコットランドはイングランドとは300年程前までイングランドとは全く別の独立国だった。

異なる歴史と文化、これこそ正に変なものの宝庫。

 

数年前、初めてこの建物を本で見た時、これを見る為だけにロンドンからスコットランドへ往復しようかとかなり真剣に考えた。その時は実現しなかったもの、ようやく念願かなって感激のご対面となりました。建物の屋根がパイナップルという18世紀に愛されたデザイン。人里はなれた農地の真中にあり、おかげで殆ど無人状態。瞑想に耽るにはもってこいの地。下はサマーハウス。建物は現在ナショナルトラスト・オブ・スコットランドの所有で、貸し別荘として使われている。滞在してみたい。中でパイナップルを食すのだ、勿論。スターリング郊外にて。

 

ピトロッホリーの駅の構内で見つけた正体不明。噴水? それにしても凡人には真似が出来ない芸術的?色彩感覚。 イギリスで良く見かける標識、「鹿に注意」「アナグマ注意」と共に「お年寄りに注意」。イギリスのお年寄りは動物扱いか?これってすごく失礼な気がするのですけど。(子供に注意、なら結構。子供は動物だからね。)

イギリスのガーデン・オーナメントは本当に趣味が良いと思います。特に中央の爬虫類目をしたカエルさんたちなど、一緒に日本にお連れしたかったです。インヴァネスのガーデン・センターにて。 市街地のど真ん中に怪獣出現。まるで日本の少年漫画のよう…。前衛芸術の展示、らしいのだが…。下に走っているのは市電の線路のようです。姿を一度も見なかったということは、既に廃線か? ダンディーにて。

電話をかけようと思ったら先客あり。大鉢植えのホクシャが入ってました。電話ボックスは普通赤なので、これは引退したらしい。近くに別の電話がありました。「マクベス巡査」のロケ地として知られる港町プロックトンの鉄道駅にて。 こちらもカエル。何を隠そう、私はカエル・グッズが好きなのです。(他にもフクロウ、ハリネズミ、アザラシ、オオハシ(鳥)、カモノハシ(単孔類)などグッズ集めています。)
スレイン・カッスル(「ドラキュラ城」のモデルと言われる)付近にて。こいつ「ド根性ガエル」(漫画)に似ていません? あ、これゴミ箱です。

  

ウィンドウ・ディスプレイ。素晴らしいですねー。緑色の三つ目の方々といい、鮮やかなブルーとピンクの花といい、もう完璧。特に背後のハンプティ・ダンプティのお顔を目にした時には感動のあまり背筋がぞおおっと致しました…。イギリス人の美的感覚、絶対に日本人では太刀打ちできないと確信した次第です。スコットランド北岸の港町バンフにて。
ショーウィンドウの中のディスプレイ。マジでほれ込んで多少高価でも買って帰りたいと思ったものの、ふたかかえ程もあるその巨大さをに断念したもの。夏目漱石も滞在した山間の町ピトロッホリーにて。 駅の花飾り。これを見たときにはぎょっとしました。極めつけは造り酒屋の飾り玉の如き緑の球体に目鼻とネクタイが下がったパパの像。こーゆーものを処々で拝んでいる以上、「イギリス人は趣味が良い」との意見に賛成する気には決してなれません。スターリングの鉄道駅にて。

 

イギリスで見た
へんなもの5-2
(ロンドン編)

スコットランドで見た
へんなもの 2
(諸島編)

 

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