2000年8月24日、デイヴィッド・オースティン・ローズ・ナーセリーへ再度の訪問をしました。

写真に関する以下の文は、当時書き留めたメモによるもので、あくまでも私の主観(あるいは偏見)です。個人の好みにより、「好き」「嫌い」「良い色」「嫌な色」などとありますが、その点はご容赦下さい。

また、私の不注意による品種の取り違えの可能性もあるので、疑問を感じられた方はご遠慮なくご指摘下さい。

 

2000年度発表の薔薇

カタログに掲載の新発表種は以下の7種。

うち、実際に見てカメラに収めることが出来たのは4種のみでした。

 

William Shakespeare 2000 England’s Rose

James Galway Crocus Rose Miss Alice

Cordelia Malvern Hills

 

William Shakespeare 2000

 紫が強い美しいガリカの赤。沢山の花を見比べることは出来ませんでしたが、散り際は汚い。しかし、今までのWilliam Shakespeareとどう違うんでしょう? 改良種とも変異種とも書いてないので、全くの新品種らしいですが、それにしては妙な名前。以下は今年度のカタログより引用。

 「疑いもなく今までのERの中で最高のクリムゾン、非常に美しいクリムゾンのヴェルヴェット状の花は次第に同様に豊かな紫に変わる。最初はディープカップ、すぐにシャロー・クォータード・カップに変わる。強く暖かいオールドローズ香、優れた耐病性。」

Cordelia

 完全に開ききっていない状態でしょう。それにしても面白い形。「半分閉じたような花」とだけメモにあって、それ以外に何も書いていません。どうしたことだ?

 タログによると「繊細で優雅な香りがあるアルバ・ローズの系統。絹光沢のある半八重。素敵なローズ・ピンクの蔭は花齢と共にやや淡くなる。大きな房になり、個々に変化する花が効果的。」

CROCUS ROSE

 ティーの良い香りに繊細な色彩が素敵。咲き始めから満開へと形が変化するのが面白い。エメ・ヴィベールに似ているようにも思えます。正統的な雰囲気。

 カタログによると「大きなロゼット型の花、最初はカップ咲き。後に反り返る。花色はソフトなアプリコット、外に向かってクリームに淡くなる。」

  

Miss Alice

 ほんのりとした淡ピンクの花は開くと淡くなります。花は小ぶりで、特に特徴はないものの上品で印象的です。古典的な雰囲気。

 カタログによると「本物のオールドローズの性質を持つチャーミングな薔薇。小さいがブッシュ状に茂る。オールドローズ香にリリー・オブ・ザ・バレーが混じる。」

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